小鹿物語ー2

大鹿操作場を作ろうとして、その前に大鹿淵を無謀にもモジュールに詰め込もうとい
う計画は・・・・
2003年2月7日の状況です。とりあえず台枠に補強をして
クロッシングを製作します。現実にはウグイ川線が交差す
る部分で、事故多発から廃止された姿です。模型的には面
白いので採用する予定です。ポイント製作と同じで楽しい
作業です。(の筈が・・・)

クロスする部分を作りましたが・・・・ポイ
ントより難しいのが分かりました!!!
つまり両方に電気を流した時に干渉しな
いようにしなければならない、と同時に
集電にシビアなナローは間隔を取りす
ぎると、スムースに通過しないのです。

トンネルポータルの検証

このモジュールにはトンネルポータルが3つもあります。KMC規格では津川洋行という事
ですが、手元にも、いつも行く店にもありませんでした。ともかく手持ちのポータル(N用)
を設置してみました。左からGM製、PECO製、自作です。GMは高さがあるのですが、幅
がきつく、PECOはちょうどという感じです。でも実物の写真の感じはGMですね。BLWが
通るかなあ・・・通らない場合は設置しなおしですね。ポータル下部は枕木の高さに設置。

スタイロフォーム(発泡スチロールの密なもの)で地形のラフスケッチを作りました。ウグイ
川線っぽい所は昔から使いたかったコルクの岩です。いつものように新聞紙でアンコを入
れてプラスタークロス&MSPで山を作りました。

(蕪)山崎車両から入線した憧れのコッペルです。(う〜ん欲しいよう〜〜〜〜〜〜)

プラスタークロスに
観葉植物のバーク
(大)を貼り付け、M
SPを振りかけました。
パズルの要領です。

空いた隙間に木工用のパテを充填して、乾いたらタミヤのフラットアースやパフなどを塗って
10倍位に薄めた墨汁を塗りました。ドライブラシでニュアンスもつけます。

岩の製作

いつもの店でウロウロ(レイアウト素材を探しています)していて見つけたものです。大理
石調ねんど!マーブルとありますが、どうみても御影石調です。これは久しぶりのヒット
商品(自分の中で)です。メーカー名はありません。GMの石垣風にアングル材で作って
みました。着色なしでここまでの風合い!いいでしょう〜表面はパステルを伸ばすブラシ
で荒らしてあります。慣れたらもっと実感的に出来そうです。買占めました。ふふ

岩の製作に手間取りました。緑が全くないと、どこの国か分からないですね。これがうまく
いくかで木々が違ってきます。(きっと)

岩も出来て淵に色を入れま
した。もう少し、緑を強くした
方がいいようです。季節は
秋を設定しています。懸案
だったBLWも軽くポータルを
通過しました。曲線は厳しい
かもしれません。淵の幅が
広すぎた気がしていました
が(写真からの判断)現在は、
もっと岩が出ているとの事。川の流れからいって、左が深い
筈ですから 右にもっと川砂利や岩を露出させた方がいいよ
うに思います。

秋色の山を表現する為の作業です。今回はライケンで表現します。木々を一つ一つ作るの
ではなく、森や山を一つの固まりとして捉えます。ライケンは明るい緑色なので脱色してか
ら着色します。1リットルの水に50ccのブリーチを入れて、時間差10分おきに3つにわけた
ライケンを入れます。色違いが出来ます。それを薄めたフラットアース(水性)で着色します。
紅葉はWS社のターフ(フラワー用)で表現します。以下の写真が結果です。

植えたライケンにボンド水溶液を染み込ま
せ、ターフを付けていきます。まだ淵には
水を流していません。流れの表現はいらな
いのでエポキシを流すつもりです。これで
一応、完成です。後はハエたたきとか、細
かい作業です。

水の表現は難しいものです。淵は表情
が、あまりないのでエポキシ接着剤を流
し込みました。

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