軽便祭への道・2008

 今年もこの季節がやってきました。10月5日の軽便祭に向け頑張らなければいけません。このページを作っている
 時点が9月1日!いつものことと言ってもヤバイです(笑)しかも初めての鉱山モノ、おかしな所もあるかもしれません。
 勉強不足とお笑い、お許しください。

■機関庫

 You tube(http://jp.youtube.com/watch?v=5-uszh5mnSE)
 にWeloesteminas氏がアップしている動画に、ペルス鉄道の
 機関庫(というより覆い?)が映っています。その動画から
 デザインを決めました。この動画は諜邪丸さんが教えてく
 れました。最初はThe Dachs Storyのオリジナルのまま作る
 つもりでいたのですが、ある先生から宿題を出され、変更
 して作ることにしました。私が作る2008年のダックス・スト
 ーリーをご笑覧ください。 

     

    この構造物を同じように作るつもりはないので、あくまでデザインを踏襲する程度としました。
    昔、パリのレ・アール地区に市場があって、そこにそっくりな建物があったのを思い出しながら
    プラ材で構成しました。柱部分を先に3ピースに分け作り、ビーム材と屋根で繋いだ構造です。

     

    プラ臭さを消すために全体に艶消しの黒を吹きつけ、ハンブロールの62、63のミックスでウォッ
    シング(シャビシャビにしたエナメル塗料で洗う)して国鉄の葡萄色を軽く吹きつけました。ちょっと
    古びた鉄材の建物に見えれば成功ですね。テンションで強度を出すバッテンのワイヤー0,3mm
    は、0,5mmの方が良かったかもしれません。目立たないです。

     

    給水塔は乗工社のキットです。長らく羅色の機関庫脇に設置されていたので、かなりエージング
    が進んでいました。簡単に塗装し直しました。右の写真の木組みの土台はORE HOUSEです。

■ORE HOUSE(鉱石塔)

     

    GAZETTE誌(1998年3・4月号)に使えそうな図面が載っていました。John Campbell氏の製作
    記事と図面です。Campbell社のQUICK'S COALもあるのですが、画体が大きく、図面を読み解い
    ている時間より、図面から角材切った方が早いと自作しました。使用したのは3mm角、2mm角、
    1mm角、2mm幅1mm厚の角材と0,5mm厚バルサ材です。

     

    この手の建物は初めてでしたが、あまりに面白くて夢中になってしましました。簡単に着色してから
    上屋を作ります。ここに6,5mmゲージのトロッコが入線するのですが、こちらも初めてのことで、
    車両もなく、接触限界も分かりませんが、Campbell氏の図面通りに作りました。

     

    上に乗っけて雰囲気をみます。オリジナルと違うのは窓と屋根の勾配です。少し緩くしてあります。
    組んであったティンパートレッスルと組み合わせた状態。

■HOIST HOUSE(※日本では何なんでしょう。引き上げ小屋?)

     

    タイトルにも書きましたが、ホイスト・ハウスの和訳が分からないまま話をすすめます。エレベー
    ターで縦坑を使い鉱物を上げる建物です。このデザインもGAZETTE誌を参考にし、オリジナル
    で作ったものです。「THE SARATOGA MINE」が一番近いかもしれません。トロッコ用線路は
    6,5mmです。掘りだした鉱石とただの石を選別して運ぶ為のポイントも手動ですが、作りまし
    た。CODE40は加工が楽ですが、何しろ細いのでその点で苦労します。

     

    半切りの建物です。中も簡単に構造上の柱を表現しました。材料はORE HOUSEと一緒です。
    エレベーターの動力は、蒸気という設定なので給水塔や煙突などを、それらしく配置してありま
    す。建物の高い部分は、エレベーター用の櫓が設置されます。

      

    HOIST HOUSEで上げた鉱石をORE HOUSEに運び貨車に積み込み、いらない石は手前で捨
    てる構造だと思います。苦手な英語を紐解いたので間違っているかもしれません。HOIST HO-
    USEの土手は木組みの土留めにしました。

■線路のデザイン(87.PRECINCT・87分署に敬意を表し・・・)

    正直に告白しますと、ここからは軽便祭以後に書くものです。お立ち台モジュールは3日間ほぼ
    徹夜という突貫工事でなんとか形にしました。PECOのナローポイントが入手出来ずに、工作が
    ギリギリになって、写真撮影すら出来なかったからです。全部のポイントが揃ったのが3日前だ
    たからです。いつもの模型コーナーにポイント、マシンなどを注文したのが一ヶ月前、未だに届き
    ません。背に腹は変えられず、一部は銀座の天賞堂で、それでも揃わず、エコーモデルへと走り
    ました。買い物ポイントや割引を考えたりしたのが敗因です。最初からエコーに注文すれば・・・

    

    このスケッチは鉄道模型趣味1973年12月号に掲載されたものをデジカメで撮影したものです。
    上にも書きましたが、ダックスのお立ち台をオリジナルのまま作ることは叶わず、仲間から色々な
    アイデアや要望が出されました。ターンテーブルと駐泊所(機関庫)の位置関係などなど・・・

   

    それで私が考えた線路の配置です。オリジナルの面白さを残しつつ、機関庫を3線にし、ターンテ
    ーブルを近づけました。モジュールの場合、どうしても線路が平行に配置されがちです。レイアウト
    を作ったことのある方ならお分かりでしょうが、平行のレールは車両の走行シーンがつまらなくな
    ります。そこで少しでも曲線が入るように工夫しました。建物との位置関係も線路配線には、重要
    なポイントです。ここからは色々なこだわりや工夫した所をお話します。

     

    お立ち台といってもエンドレスの走行をしたいという仲間の希望でした。ダックスが問題なく走る
    TOMIXレールが接続できように端に接続レールを半田付けしました。自作のモジュールの天板
    の厚さが4mmで、これを切り欠いてTOMIXの道床を沈ませると、PECOフレキとピッタリ!これ
    は他のモジュールにも応用できそうです。

     

    ORE HOUSE(日本ではホッパー)は、実物と同じように積み込み出来る構造になっていますから
    荷でもある鉱石っぽいものを流し込んでみました。8100はまだしも日本型のトラはさすがに似合
    いませんねえ。

     

    土留めは丸太(竹串)の部分と板の部分があります。1mmバルサに2mm角材を接着してから
    筋目を入れて板張りの表現をしました。右の写真はズリ捨て部分です。囲いはFALLERの線路
    擁壁を利用したものです。

     

    ターンテーブルは、以前乗工社が出していたものを珊瑚模型が再販したものです。手動ですが
    正確に動作します。有効長67mmでダックスにはちょっとキツイ、クリアランスでした。奥に見え 
    る給水塔は乗工社製、昔、K氏がご存命の時に日本橋のデパートで開催された鉄模ショウで購
    入した思い出の品です。私が鉄道模型を始めて間もない頃でした。手前に給炭スペースを作っ
    たのですが、車両によっては当たる事が分かったので撤去予定です。給水塔の隣に移動します。

     

     裏側です。付属の回転盤は重く大きすぎたので自作しました。正逆転スイッチはKATOが以前
     レイアウト用に販売していたものです。2本づつのコードを挟むだけでいいので配線が楽です。
     参考までに型番は24−832です。Lemacoのマシンにも使えます。この先、このモジュールは
     DCC化を考えていてリバース回路が入ると、このスイッチは不要になります。

     

    3線になる分岐部分です。勿論、市販のものがありませんからハンドレイとスパイク併用で自作
    しました。Lemacoのマシンで動作させる予定です。右の写真が電気的な分割です。オレンジ
    部分がLemacoのリレーによる選択部分で、先端軌条が接触すると赤になり、離れると黒になる
    ようにします。開いた状態で12mmが入線するとショートするのですが、保護回路を入れるほど
    の部分ではないので単純に、このままにします。

      

    ペルス鉄道の機関庫前にクレーンがあったので写真から想像で自作しました。パーツはFALLER
    の120129(HO)のクレーンから流用しました。あくまでも「らしく」です。機関庫内には作業員など
    を配したかったのですが、接触限界が分からなかったので外側だけに置きました。写真を見ると良
    く分かるのですが、機関庫を接着する時に左の真ん中の柱を曲げてしまったようです。

    ■取りあえず、このお立ち台レポートを終了します。6,5mmの車両もなければ、僕自身のダックス
     も完成していません。何年も前に先生からいただいたのに・・・軽便祭で入手した車両の完成も含
     め、この話はまたということで・・・