On ラピュタ・レイアウトの話


 ジブリ作品の中でも特に好きなのが、この「天空

 の城・ラピュタ」です。レイアウトはOnで記事を「と

 れいん」誌に連載しました。僕の中では異色なレ

 イアウトですが、とても愛着があります。時間も経

 ったので、HP上で紹介します。ラピュタの中で鉄

 道が出てくるのは2ヶ所です。冒頭の炭坑風と、

 追いかけっこするティンパートレッスルのシーンで

 す。後者は、Nゲージでもなければ表現は厳しく、

 (深い谷底あっての面白さ)前述の炭坑風にしま

 した。特に左のポスターシーンと怪しげな機械が

 ある所を作りたいと思いました。
            

 

  このレイアウトは軽便祭でもお披露目したので、実物をご覧になった方も多いと思います。この時は

  滑車のところに主人公達はいませんでした。一体シェフはどこに行くのかと心配されましたが、僕は

  鉄道のあるジオラマが好きなので、このレイアウトは自然な発想だったんですけどね〜(笑)

 
 

  宮崎監督の凄さは、機械がちゃんと理屈に合っている所です。蒸気ボイラーで動く巻き揚げ機なども

  そういう構造になってるんです。これはアメリカのキットにもない形なので自作しました。アニメを何度

  も見て、ラピュタの世界を作りました。アニメでは親方が燃焼室に石炭を入れていますが、ジオラマは

  巻き揚げ機を調整しているシーンにしました。

 

  アニメには登場しませんが、どうしても作って設置したかったのが、このボイラーです。ネット販売でア

  メリカから取り寄せたキットです。この佇まいにゾクゾクするのは僕だけ?左はクレーン動かす構造に

  しています。アニメは産業革命後のイギリスがモデルになってる感じなので、あの世界観にピッタリだ

  と思うんですが・・・それにしてもカッコいいボイラーですよ〜〜バルブとかたまりません(笑)