クロッシングとポイント部分の架線張り

 クロッシング部分です。最初は理想も高く  
 ポール集電も視野に入れていましたが、
 走らせる車両のほとんどがビューゲルパ
 ンタだったので、工作の簡単な方を選び
 ました。(ああ〜情けない)
 2本の架線をクロスさせ、半田でチョン
 付けします。その後に下の架線に回り
 こむようにラジオペンチで挟み、更に
 半田付けすると完成!パンタが擦れる
 部分は平らになるようにサンドペーパ
 ー(1000番)をかけます。
 もし、どうしてもポールを走らせたい時は
 図にあるような架線フログを作って入れ
 ればいいだけですから、取り合えず、こ
 のまま完成に持ち込みます。
 ポイント部分です。分かりやすいように
 1個だけの図を描きました。分岐側にメ
 ッセンジャーを張って、プルオフで曲線
 に沿わせます。
 ポール集電の場合はシビアになります。
 ビューゲルは、そういう意味で最初に作
 る架線集電のレイアウトに向いているの
 かもしれません。写真は片渡り部分です。
 何度かテスト走行を繰り返していると、ポ
 イントのクロッシング部分での車輪の落ち
 込みが激しくなってきました。エポキシパ
 テを埋め込み、フランジが当るようにしま
 した。
 スプリングポイントでの脱線は、車重が
 軽すぎても起こります。重すぎるのも動
 きが鈍重になって路面らしくありません。
 この辺の兼ね合いが難しいです。パン
 タで上から押えられるので、集電不良
 は、普通の鉄道模型よりはないです。
 写真の部分でブレーキが掛かったように
 車両がスピードを落とすので、最初はカ
 ーブでの抵抗かと思いましたが、複線の
 もう一方は、そうでもありません。ここは
 ガードレールもありません。色々調べて
 架線の張りが強すぎる事が判明しまし
 た。上から押えられる力が強く、抵抗に
 なっていたのです。