シリア・ヨルダンの旅−5
                    <シェフの独断と偏見に満ちた旅行記>

■5日目 ダマスカス>>ボスラ遺跡>>ジェラシュ遺跡>>アンマン

    

  
今日は、いよいよシリアからヨルダン入りです。ダマスカスも見納めかと思うと淋しくなりました。また
   来るね。ボスラ遺跡に向かう車中、雪を抱いたレバノン山脈が見えていました。

 

  ボスラの円形劇場から見たボスラの街です。ここのローマの円形劇場は最も完全な形で残っている
  と言われる遺跡です。ボスラはぺトラを首都とするナバタイ王国の北の拠点として栄えた街です。いよ
  いよぺトラに近づいてきたとワクワクしました。

 

    

  ボスラの遺跡です。ここは人が住んでいます。観光客をみつけて走ってくるワンダラー少年達。

    

  黒玄武岩を使っているのがボスラ遺跡の特徴です。客席の斜度がキツク、僕はそばには寄れません
  でした。ママは平気で腰掛けています。

    

  ガイドのモハメッド君が歌を披露、円形劇場の音響効果を見せてくれたのです。そしてここでシリアの
  スタッフともお別れなので記念撮影。本当にお世話になりました。

 

 

  ヨルダンに入国して最初に訪ねたジェラシュ遺跡です。ここは世界遺産になれませんでした。理由は
  修復に軍隊があたり、オリジナルとは違うコンクリートなどを使ったからだそうです。それでもローマ
  都市の遺跡としてはアラブ世界最大の規模を誇っているのです。

 

 

  どこを撮影しても旅行会社のパンフレット写真みたいな感じになります。ローマ遺跡に少し飽きてきた
  頃ですから、意外に写真を撮っていません。体調が最悪になっていたというのも理由です。

    

  円形劇場でバグパイプを演奏していました。なかなか面白い試みです。おじさん達におねだりされた
  のは予想に反してキャンディでした。甘いのが好きなんですね。

    

    

  ここでの食事です。ヨルダンですから炊き込みご飯はマンサフか・・・ヨーグルトで煮込んでいない
  からマクルーバですね。ひっくり返すという意味があります。料理をほとんど食べれませんでしたが、
  焼きたてのパンが救いでした。美味しかったです。レストランは遺跡内にありました。

 

 

  この遺跡の後、アンマンに向かいました。ホテルに着いてすぐに、体調が思わしくなく、夜ご飯もパス
  して寝てました。情けない話です。行くのは台湾料理だったのですが・・・うちのママと同じものを飲
  食してて、いつも旅行中にお腹を壊すのは僕です。

             TOPページへ戻る                 6日目を見る