■工作日誌ー3(新しい更新順) (from 2010
Dec.)
掲示板でお馴染の故・平尾氏の真似をして、こんなページを作りました。HPがアップされ
ないと、何してるんだろう・・・と思われます。ブログがピッタリなんだけど、何故か相性が
悪くて・・・(工作日誌−1を見る) (工作日誌ー2を見る)
●1月23日
MRCのサウンドデコーダーを積んでテスト&調整中です。このItem0001908は、少し今までと
違っていました。ダージリンにピッタリなホイッスル音がなくなった事と、入っているChuff(ドラフト
音)のCV値の割り当てが変わっています。このデコーダーでは、CV120はAcceleration(加速)
CV121がChuffのDeceleration(減速)で、CV124がChuffのスタートポイント調整になっていま
す。いわゆるCV3とCV4(こちらはモーター用加減速用)とリンクさせる方法らしいのですが、コン
トローラーのスロットルを2目盛りくらいで、ほっといてもドラフト音がドンドン早くなってしまいます。
CV120を調整しても変わりません。以前のデコーダーではなかった現象です。工場出荷状態に
リセットしても同じですねえ。う〜ん、どうなってるんだか・・・これではスピード上げてないのに最
高速のドラフト音になってしまいますねえ。
●1月20日
この車両はサウンドカーなので、これからが本番です。スピーカーは手持ちの長丸形を使います。
プラ板で囲って密閉型のボックスを床板に付けます。SPボックスの高さは10mmです。SP背面
からの音が、シャーシーサイドの切り欠いた間から外に出る構造です。写真では、まだ切っていま
せん。テストでは、充分な音量が出ました。この構造は、音の拡散を無指向性にする為です。
●1月19日 塗装
ブレーキとかテールライトなどのパーツを付けた後、サーフェーサー(ファイン)を吹きました。その後、
ブリリアントブルーを吹いて、屋根はダークシーグレー、妻面はセミグロスブラックを塗りました。手摺
にイエローとオレンジ混ぜた調色塗って、インレタで終了〜僕自身はプラ工作が得意ではないので
シャープさにかけますが、まあこんなもんだと自分に言い聞かせ、あきらめています。
●1月17日
四面作って四角に組み立てました。補強も入っています。屋根は悩んだ末に 0,1mm厚の真鍮板
で作りました。隙間はエポキシ接着剤で埋めて、乾燥後にサンドペーパーで水研ぎしている所です。
屋根はバルサ、プラ板、紙など考えましたが、形を整えるのに真鍮板が一番いいと判断しました。トッ
プが重くなるのを懸念していましたが、0,1mmだと、さほど重くありません。薄いので加工であちこち
変形しそうなのが不安材料でしたが、丸める事で強度も出ました。キャンバス押え板を何で表現する
かです。細さから真鍮丸棒0,4mmを半円にして貼るのが候補です。0,7mm幅のマスキングテー
プで安直に表現するのもいいかも・・・(<悪魔のささやき・笑)
●1月15日
上回りの工作ですが、プラ材で作ることにしました。下が軽いのに上が重いと、走行はフラフラしま
す。何事もバランスですよね。最初、0,3mm厚で作り始めたのですが、あまりにもペラペラで、途
中でやめました。0,4mm厚が主体で0,5mm(補強など)、0,3mm厚(窓など)で構成すること
にしました。0,4mm厚だと、窓部分がちょい厚めです。貨物室の扉は屋根用の波板です。犬小屋
は「THE IRON SHERPA」の図面見ると、空気取り入れは穴なので、そのようにしました。乗務員扉
の両サイドの斜め部分に苦労しました。最初、モーターツールで加工してグチャグチャにしてしまい
ました。プラ板の削りなど、こういう細かな加工は、デザインナイフの刃を立ててカンナがけするのが
確実で、きれいに仕上がります。失敗の連続で、一面仕上げるのに一日がかりでした。工作は慣れ
です。やってないと勘が鈍りますし、当たり前のことが思いつかない風になります。
●1月14日
正月の喧騒も終わり、少し落ち着いたので工作を再開しました。とりあえずサウンドカーの下回り
をプラ板で作りました。使う台車が集電ブラシ付きのKATO・N用台車なので、真鍮では色々と面
倒です。台車周辺も干渉するので省略です。安定した集電を第一に考えました。台車の取り付け
は、色々と試行錯誤したのですが、結局、3mmビスをナットでとめるというシンプルな方法に落ち
着きました。大きなビスの頭は平らに小さめに削り、長さも調整して切り落としてあります。表には
集電端子が少し出る感じです。真鍮板を渡して集電するか、コードに直接ハンダ付けするかです。
前者は、うまくやらないと集電不良の原因になりますし、後者は、台車の動きに干渉して、好まし
くありません。前者ですかね・・・Nゲージの踏襲が一番いいかもしれません。
●1月11日
ようやくバックウッズの14tのDCC化、点灯化を終えました。えらく手こずりました。スペースが
たくさんあって楽勝かと思いきや、余裕があるとキレイに収めたい欲が出て・・・ギリギリのスペ
ースに入れて、ショートの連続・・・デコーダー1個昇天させてしまいました(泣;)老眼の進行も
あり、NanoLED配線も「ひえ〜」状態。細いエナメル線がちゃんと見えないので、ピンセットで
つかんだつもりで、エアハンダ付けしてたり・・・いやあ笑えないですよ〜LEDは白色・高輝度
なので、レンズがわりに盛った透明エポキシ乾燥後に、煮詰めた(シンナーが気化しただけ)ク
リヤーイエローを塗ってあります。上記のショートの大きな要因は、車体がアース集電だから、デ
コーダー端子のコードが本体に触れたりしてです。デコーダー燃えたの初めてです。
●1月8日 (DATA from 「THE IRON SHERPA」英国出版社 Drawing by Hiroshi
Hatanaka)
サウンドカーとして候補になったのは、荷物合造車の改造前の姿です。けむりプロのダージリンの
本によれば荷物緩急車ということになります。窓もサッシ化されていず小さめで犬小屋もあります。
これなら乗務員扉の前にスピーカーやデコーダーが入り見苦しくありません。ついでに窓改造前の
旧客車も作れば編成組めます。もう一つは有蓋貨車です。小ぶりで、あらゆる機関車に連結できま
す。ネックは2軸ということと、デコーダー&SPが入るかです。それと正月の目標でもありませんが、
14t、ベビーシボックと出来たので、Aクラス12tも作れたらいいなあと思っています。勿論、サドル
タンク、コールバンカーなど改造後の姿です。下は原型の公式写真です。英国らしい美しい機関車
です。モーターはアルモデルのモーターかな・・・
ブログでムさんが、驚くほど音が違うとエンクロージャーに逆付けの話を書かれていたので、諦め
かけたMRC10mmSPのテストをもう一度しています。結果は後日・・・
●2014年1月7日
本年もよろしくお願いします。今はDCC化とライトの点灯化の作業をしています。小さなスピー
カーを入手できず、機関車のサウンド化はあきらめています。サウンド客車でも作ります。これ
なら大きなスピーカーでも問題ありません。メールカー(郵便車)がネタとしては格好です。
●12月30日
とりあえず、模型の仕事収めです。皆さんよい年をお迎えください。実際は模型作ってるんですけど
ね。(笑)作業してて脱線復旧棒支えが2台とも外れてしまいました〜あちゃ〜です。色々と直しな
がらDCC化作業中です。
●12月27日
お店が忙しく模型が触れないので、ベビーシボックの事を色々調べました。ダージリンの車両一
覧表を入手しました!!やはり、こいつはコッペル製でした。1911年にチンダリア工場でサドル
タンクなどの改造を受けています。よく書かれているように、ダージリンの坂道を上れなくて静態
保存されてて、2000年にレストアされたのですが、やはりグーム・ダージリン間でも、あまり使
い物にならなかったようです。IRFCA HP(インド鉄道ファンクラブ)にあった2001年の写真が動
態の最新写真かもしれません。白く塗られたブレーキバーが目立ちますね。しまったという感じで
す。リストによればダージリンで使われた機関車は、シャープスチュアート製、ノースブリティッシ
ュ製、ボルドウィン製、コッペル製です。コッペルは、このベビーシボックだけです。ピーコック製
のガラットもありましたが、ほとんど使われず、主力は前3社製の14tサドルタンクです。僕が実
見して乗った791、786は、どちらもノースブリティッシュ製です。ダージリンの機関庫にあった
782(Mountaineer)はシャープスチュアートで、もう一両の795は、なんとチンダリア工場製でし
た。撮影した写真をチェックしてみると、この4台しか写っていません。ダージリン存続できるのか
心配になります。
●12月23日
アメリカ人をインド人にしました。肌は黄銅色、フラットアースをベースにオレンジ、赤、黄色を
加えて調色しました。単純に一色塗るのではなく。奥まったところに暗い色、鼻やオデコなど
出ているところに明るい色という風に塗ってあります。面倒なようですが、仕上がりが違いま
す。カレーとナンが食べたくなったらOK!(笑)三人の肌色も微妙に違うんですよ。
●12月22日
さすがに、この時期は店もチョ〜多忙で模型に触ることも出来ません〜少しの時間見つけては
バックウッズの14tに乗せるフィギュアを整形してます。1/72のミリタリー・アメリカ兵を加工す
る安直な工作です。装備削ってヘルメット削れば、なんかそれらしく見えてきます。一番左が
オリジナルです。運転している風、焚き口に石炭くべてる風、フロントの砂撒き風の3体です。
●12月20日
ライト配線する前に、デコーダーの調子が悪すぎて交換することにしました。実はネットで安売
りしてたモノなんです。メーカーはMRCでした。単純に相性だけの問題でもなさそうですが、確
信が持てないので何とも言いがたいです。どういう状況かといいますと、スローで走ってて、ス
ロットルに触れてないのに、いきなりスピードが上がったり下がったり安定しないんです。アナ
ログでは安定してたので集電とかの問題でもありません。スロットルの位置から、ありえない
スピードになったりします。う〜んブラックボックスは分からない・・・色々な機関車をレイアウト
上に走らせる為、ライト点灯のON,OFFの為にもDCC化は必須なんですよねえ〜
●12月18日 (グーム駅のBaby Sivok)
YOU TUBE 走行テスト 以前も使ったHASEGAWAの曲面追従半艶シート(ホワイト)を細く
切って貼りました。それからデコーダー積んだんですが・・・どうもアナログの時と違って加減速
がスムースではありません。モーターとの相性が悪いみたいです。デジタルは決まるまで悩み
が多くなります。ロコ自体の走りがいいだけに、なんか悔しい感じです。
●12月15日
仮組みしてみました。デカールのラインなど済んでいませんが、我慢出来ずに・・・14tと並べて
みました。スケールは合っているようです。動輪の関係で寸詰まりになったのが残念です。絵画
に例えればラフスケッチみたいな模型です。しかもデッサンが狂っています。でも、こいつ良く走
るんですよ。これには作った本人が驚きました。(笑)動輪の固定、ギア連動、ロッドなど、要因
は色々と考えられます。以前の14tも見直してみます。接写・広角の関係で、実際より大きく見
えますが、屋根高も14tより少し低く、写真の感じよりかなり小さいです。これ、もしかしてBaby
Sivokの世界初の模型化かも?なんて!(笑)だったら嬉しいなって話です。
●12月14日
塗装が乾くのを待ってるのも何なので、キャブインテリアを作りました。真鍮10mm丸棒を1/3
くらいの所で切り、色々なパーツ付けました。逆転テコは14tの余剰パーツです。モーターが出
っ張るので、これくらいが限度です。ムクの真鍮なので、ハンダ付けはこわくて、最初からエポ
キシ接着を考えていました。ハンダだと付ける時に絶対に色んなパーツが外れます。
●12月13日 (塗装後の養生中)
自分が作った模型は、塗装する時の分解まで考えて作ってますし、構造が頭に入っているの
で楽です。大まかな塗装を終えました。黒はセミグロスブラック、青はダージリンでは僕の定番
にしているブリリアントブルーです。最初、フレンチブルー塗ったんですが、白とのコントラストが
近すぎて変えました。この配色は、このBaby Sivokが近年まで現役だった写真を基にしました。
調べていて、カラー写真をネットで見つけました。拾い物なので公開は出来ませんが、ダージリ
ン駅横の車庫で火が入って居る状態なんです。比較的新らしめ(それでも’70年代あたり?)の
写真です。それを見ると、カラーリングは14tに準ずるといったところです。保存車は黄色とか入
ってますけど、あの部分、全部赤でした。手摺は青です。ダージリン建設当時のロコですが、近
年まで現役だったんですね。保存車両、確かにキレイです。そういえば、ダージリン行った時、
ガイドが「今も走る」とか言ってました。100年前のものが、動くか!と思ったものです。なんか、
いろんな事を納得。坂上れないという話でしたが、少なくてもバタシアループは上れるという事に
なります。保存車両はグーム駅にありますから。乾燥してるとは言っても、もう少し養生させます。
●12月11日
チェーン付けてカプラー座を作りました。あ。実物にないのですが、屋根の上に汽笛付けました。
仕上げてから洗浄、塗装に入ります。掃除に時間がかかります。ちなみに前後バランスが取れ
ました。キャブ後部に鉛板貼ったり、あちこち鉛を積みました。重さは75gです。バックウッズの
14tが103gで、乗工舎の木曾BLWが62gですから、イイ線いってると思います。
●12月10日
結局、新しくスチームドームを削り出しました。右下の左が古いほうで、右が新製したものです。
古いほうは5mm丸棒の裾に板を貼って作ったものですが、新しいのは8mmからの削り出し
です。仕上がりは直径6mmで高さが7mmです。古いのは高さ9mmもありました。裾がボイ
ラーの10mmにまだフィットしてませんので叩き直しします。かなり印象が変わりました。サド
ルタンクも少し高い感じです。1つのパーツでバランスが変わるんですよね。一日がかりでした
が、作り直して正解です。妥協しなくて良かったと思っています。あ!ステップが〜(笑)
●12月9日
逆止弁や安全弁などが出来ました。安全弁は台座があるのですが、ちょっと厚過ぎました。
もう少し薄くします。こうしてみるとスチームドームそれ自体も長く細い感じです。機関車のフ
ォルムの違いは印象を大きく変えるので、とても大事ですよね。作り直しですかね。キャブに
手摺とステップも付けました。手摺はキャブとのバランスから0,5mmの真鍮丸棒を使ったの
ですが、0,4mmの方が良かったかもしれません。キャブの裾に化粧まわしも付けました。逆
止弁からのドレイン管用に穴あけましたが、位置もっと後ろでした。形になってくると色んなと
こが気になり出します。ううう・・・試運転ではとても良く走ったので欲がでます。
●12月7日 (U太さんに教えてもらいました〜加減弁です。そっかあ〜って感じ!)
ロッドが付くとSLらしくなります。今日からは、仕上げと細かなパーツ作りと取り付けです。実は
こちらサイドにエアタンク?のようなものが、スチームドーム横に付いています。シリンダーブロ
ック横から立ち上がり、キャブへ繋がっています。逆止弁と共に目立ちます。何かな??
そんで訳も分からずに見たまんま作って付けました。フロントととリアにダージリンらしい緩衝
の半円を付けました。手前に転がってるのは、安全弁と逆止弁を削りだしているものです。チ
ェーンも必要ですね。だいぶ出来てきましたよ〜作り始めて、もうすぐ1ヶ月・・・頑張ろう〜
●12月6日
右側のロッドまわりも何とか形になりました。こちらは逆転テコも付いていますので、キャブ付け
て長さ調整しました。素晴らしい出来ではありませんが、スムースに動きます。スムースに動き
走ること、これを第一に考えて、多少の事には目をつぶります。下手だなあ・・・オレ(笑)
●12月4日
やはり12月は忙しくって工作が進みません。それでも左サイドのロッドを完成させました。急に
足回りが賑やかになりました。2回目のフルスクラッチで、少し慣れたようで、フルワーキングを
実現できました。サイズを考えて、自分の工作力からいって、こんなもんでしょう。ロッド類まだ
太いのと、仕上げをしていません。苦労したのはリターンクランク(何しろ小さい!)とそれに続く
ラジアスロッド(細い!)です。この辺はピンをハンダ付けですが、後ろに余裕のある所は1mm
パイプで留めました。ピンの片側が固定されないので、スムースに動きます。ショート対策もバッ
チリです。第一動輪とめてるピンの頭が1,5mmですから、小ささが想像できますよね。プラ板
も思ったほど目立ちません。仕上げに銀色塗れば気にならなくなります。
●12月2日
上回りを外してロッドの製作に入りました。まず、サイドロッドですが、裏側に0,3mmプラ板を
貼りました。走りながらタイヤサイドがバチバチするのが嫌なので、念のためです。掃除してな
くて写真が汚くてすみません。小ささから苦労したクロスヘッドに1mmビスでメインロッドを付
けました。自分が驚くほどスムースに回り、第一動輪をとめているピンの頭も干渉しません。や
った〜という感じです。この機関車、地元では「Baby Sivok」と呼ばれていて、キャブサイドの
銘板にも書かれています。1880年製です。検索かけましたが、どこ製かは不明のままです。
●12月1日 (わ〜もう12月!早いですね〜ついこの間祭りやった気がします)
キャブだいたい出来ました。屋根が一枚板ってなんか芸がないですね。カッコ悪い気がしますが、
その感じがいいのかもしれません。厚めの素材使ったので、なんかシャープさに欠けます。実物
の話ですが、矢印の間が後でオリジナルに増炭囲いを追加した部分です。コールバンカーのフ
ロントは、キャブからの視界の妨げになるからか、増炭囲いはオリジナルに三角板で辻褄合わ
せしてありました。処理の仕方が、14tと違っていて面白く感じます。
いつまでもロッド類を棚上げにもしておけません。そろそろ着手します。第一動輪をとめるピンを
削り出しました。動輪に付けたパイプは、外径1mm、内径0,6mmです。0,6mmの市販のピ
ンは、大概、頭が1mmです。これだとスッポ抜けます。それで1,5mm真鍮丸棒を写真のよう
に脚を0,6mmまで削りました。頭はもっと薄く削ります。大変そうですが、やってみると意外に
簡単で楽しいですよ。上手くいくと薬師丸ひろ子ちゃんの有名なセリフが出ちゃいます。若い人
は?ですね。なんかオヤジ体質のせいか、素直に書けません。サイドロッドなど幅が1,5mm
あります。1mmまで削るつもりでいます。ギア連動なので負荷がそんなに掛かりませんから。
●11月30日
反対側もお見せします。キャブだいぶ出来ました〜0,5mm厚で作ったおかげで、今の状態
でも前につんのめる(これ変換されないから方言?)事もなくなりました。理想は第一動輪と
第二動輪の間に重心の支点がくる事です。まだ第一動輪側です。モーターの尻は、これくら
い見えます。バックプレートは無理でも、モーターの上に半円にボイラー作って水面計とかバ
ルブ付けるだけで誤魔化せそうです。そろそろキサゲ作業もしなくてはいけません。プレート
は今野さんのキットの残りがありました!こいつが本当にコッペル製なのかは分かりません
が、模型を作ってみて、あちこちにコッペル的なものを感じました。プレートもチンダリア工場
じゃなく、コッペル付けます!インドの他の鉄道に、コッペルが導入されてましたから。サドル
タンクやロッドなんかは改造でしょうねえ。本物のキャブ下はコッペルらしく抜けています。こ
いつはオモリ付ける予定で、最初から箱で作ってあります。
●11月29日 (思ってたよりズングリムックリ!模型も作る人に似るのか!)
キャブのパーツを切り出し、組み立てているところです。前後の関係見るために仮置きしてみま
した。モーターは何とか目立ちません。コールバンカーに救われました。コールバンカーもキャブ
の各パーツも全て0,5mm厚の真鍮です。楕円の窓もコールバンカーも縁取りは0,4mm丸棒
を貼り付けてから、少し平らにヤスってあります。ボイラー上に、M−TECKSのタービン発電機
付けました。ところで、コールバンカーのリベットが見えますか?さすがに0,5mm板には無理
で、0,2mmに打ち出し、貼り合わせてあります。思ってたより厚さの違いが目立ちません。でも
これだけ厚いと窓を、はめこみにしたいところです。できるかな・・・むむ!
●11月27日
ロッドの工作が上手くいかないので、気分転換に他の工作しました。ライトは4mmパイプに
3mm丸棒突っ込んで作りました。煙室扉は10mm丸棒を輪切りにして、加工したものです。
それらしくパーツを付けました。担いバネは0,8mm厚真鍮板の削り出しです。帯板をハンダ
付けするより簡単でキレイに仕上がります。キャブの真鍮丸棒はバランス取る為の錘です。前
が重い状態です。キャブをかなり重く作らないとバランスが取れません。0,3mm厚の真鍮板
で作ることを考えていましたが、0,5mm厚くらいで作って重量かせいだ方がよさそうです。ギ
ア連動なので、ロッドがなくても走りますから、キャブまで作ります。(笑)前はサドルタンクが空
洞ですから、まだ鉛充填できます。でも、すでにかなりの重さです。これで充分かとも思います。
機関車は重いほうがいいのですが、過多だと動輪、軸受け、モーターに負担が掛かります。故
障の原因になりかねません。ボイラー部は下からネジ止めです。実物の写真見ると、ボイラーの
上に大きめの発電機も乗っかってます。スチームドームの帯板は好みでないので省略!
●11月26日
遅々として進まない工作にイラっとされるかもしれません。昨日、ようやく東急ハンズに行って
バローべの糸鋸の刃を買ってきました。懸念してたサドルタンクを作りました。リベットがない
ので楽なようで、こういう形を立体にするのって意外と大変なんです。しかも小さい!14tの
1/4くらいです。繋ぎ目が出るようでは失敗ですから・・・前と後ろの半月板は0,5mm厚で
周囲は0,3mm厚です。上の注水口は3mm丸棒の輪切りです。14tの時は6mm丸棒でし
たからサイズが想像できます。給水管口も3mm丸棒スライスです。真ん中に穴あけてリベッ
トも植えました。ロッド類の工作は難航しています。サイズの問題なんですが、特にクロスヘッ
ドを何度も失敗しています。どうしても第一動輪のピンが干渉するんです。解決までもう少しで
す。期限があるわけではないので焦る必要ないんですが、なんかここまで形になると・・・
●11月24日
週末は忙しくて工作が滞ります。それに糸鋸の刃を切らして・・・それでもサイドロッド作ったり
してました。最初、11,5mmで作ったのですが、回すとキツイ!あれ?よくよく見ると位相が
ズレています。ギアずらして回しても・・・あ!ギアの位置関係で、こうなるんです!あちゃ〜
詰めが甘かった〜桂馬の先に角が効いてた〜って感じです。結局、サイドロッドの穴を横に
広げて・・・ああ〜です。この動輪用のネジ式のピンが好きではないので、1mmパイプねじ込
んであります。沼尻のDC12で苦労したんです。動輪の後ろにネジが飛び出して動かなくなっ
たり、ショートしたり・・・ううう・・・皆さんは平気だったんでしょうか。僕のだけ?第一動輪はピ
ンを差し込んで留めます。第二動輪はクランクでのハンダ付けです。パイプならどうにでもなり
ます。こんなことならWBしっかりとって、ロッド連動にすればよかった〜アイデアスケッチ縮小
して比べると、第一動輪が2mm後退しています。つまりWB13,5mmの計画でした。
●11月22日 (太字の部分を直しました。5mmではなく6mm丸棒です。)
ロッドの工作に入る前に、ボイラー部分も形にしておこうと、工作始めたのですが・・・頭では
こうすれば簡単と思ってましたが、これがとんでもない難物!右上のイラストの黄色い部分
は、10mm真鍮ムク丸棒(オモリ代わり)なんです。ちょうどギアのところにかかるので、穴
掘り(赤の矢印)するつもりが、この穴掘りがもう大変でした。ドリルでさらえばいいかと簡単
に思ってたんです。糸鋸、ヤスリなど総動員です。更に薄緑の真鍮板(0,4mm厚)をハン
ダ付けが大変!ハンダ溶ける頃は、真鍮丸棒が熱くなって、指先がジュ〜!さらに境部分
にリベット表現の帯板付けたもんだから・・・本物がただの帯板だから、そのままにしておけ
ばヤスリで仕上げ出来たんですが、リベット潰すので、ワイヤーキサゲしかダメです。ハンダ
が取れないよう〜久しぶりに泣きをみました。煙突やスチームドームは、エポキシでの接着
にします。2つとも6mm丸棒からの削り出しです。作り方は「工作日誌ー1」にあります。
●11月20日 シリンダーブロックの製作
いよいよロッドなどの工作に入ります。まずはシリンダーブロックです。上の写真がパーツです。
1面ずつ仕上げておいて組み立てました。面部分は0,5mm厚真鍮板で、グルッと回す板は
0,3mm厚の真鍮板です。スライドバーは洋白1mm角材です。上のボルト表現は0,5mm
丸棒を埋め込み、給排気管は1mm丸棒です。組み立てたばかりでキサゲしてなくて見苦しい
のはお許しください。シリンダーブロックが付くと、WBの短さが気にならなくなりました。慣れた
だけかもしれません。色々とスケールオーバー気味ですが、バランスを考えての味付けです。
これ、最高の言い訳ですよねえ。それとバックウッズとのバランスもありますし・・・苦しい〜(笑)
●11月19日
シリンダーブロックやロッド類の工作に入る前に、ブレーキ関係やランボード(滑り止め板)や
キャブ床板などを作りました。左上の実物の写真では、ブレーキ作動用のロッド関係は上に
取り回しされていますが、模型では集電ブラシがあるので、一般的なブレーキ構造にしました。
キャブ下にブレーキシリンダーも付けました。やはりホイールベースは狭いですね。模型のパ
ーツの事情でしょうがありません。動輪の間に、あと2個ギア入れるのは、ちょっと考えもんで
す。このバランスだと、先輪が欲しくなる感じです。何とかバランス取っていきます。
●11月18日
集電ブラシを取り付けました。動輪が両絶縁なのでブラシは両サイドに付きます。勿論、ねじ山
切ってあります。この小さなビスが、これだけ大きく見える様子から、このロコの小ささが想像
できると思います。(削り粉だらけ!)模型の設計方法は色々あると思うのですが、走り第一に
考えると、ブラシは車輪の裏側に当てるのがベストだと思います。特にDCCになって汚れが付
着しやすくなったので尚更です。
一度パーツを外し、ランボードとは別にモーターマウント用にコの字に切った板をハンダ付け
しました。モーターマウントはネジ止めです。これで配線すれば走行可能です。
●11月17日
主台枠を2枚にはがし、3,4mm幅(0,8t)の板で箱にしました。ここが肝心な所です。平らな
ガラスなどでガタがないか、穴の位置は合っているか、入念にチェックします。念のためギアを
組み込んで問題ないか、丹念に調べます。この作業が走りを決めると言っても過言ではありま
せん。モーターは写真のように付けます。まだ主台枠との間に隙間があるので斜めです。ラン
ボードが間にきても大丈夫ですね。思惑通りです。昔のHOnみたいにボイラーのバックプレート
部分にモーターの尻が出る感じです。動輪部分にはアソビは一切ありません。上下左右動か
ないようにしました。今までの経験でHOn蒸気は、下手にレールの追従性なんて考えを持たな
い方がうまくいく気がします。そうすれば、サイドロッドの取り付け穴もアソビがいらなくなります。
動輪の間に入るギアの関係でWBは11,5mmになりました。ちょっと狭いかな・・・
そして動輪が外れないよう、裏板を0,5tで作りました。MWのキットを作った事のある方には
お馴染みの構造です。ギアもEリングで留めて、ここでモーターを仮配線して動作テストです。
軽くスムースに回ります。とりあえず、第一関門クリアです。そういえばテスターで絶縁状態を
調べていて気付いたのですが、この動輪には、両絶縁と片絶縁が混在していました。??
●11月16日
1枚台枠を切り出した後、真鍮板に端だけハンダ付けして、もう一枚切り出します。穴など加工
して、2枚が一枚板に見えるようになるまでエッジをヤスリます。今回、0,8mmの板を使いま
した。元々、MWの台枠は、幅が5mm仕上がりで板厚0,5mmを使用しています。間が4mm
でギアもそれに合わせています。0,8だと間は3,4mmになります。ギア軸を少し削ります。
●11月15日
大まかなプランが決まったのでパーツを切り出し始めました。手前が主台枠(t0,8mm)です。
写真では動輪の真ん中に大きなギア入れて動かす予定で、1,5mmの穴が開いていますが、
これではモーターまで、もう一個ギア入れないと届かないので、第一動輪の真上に大きな平ギ
アを入れる様に変更しました。第一と第二動輪の間に小さな平ギア入れます。結局、モデルワ
ーゲン方式です。ギアには必ず遊びがあって、サイドロッドに遊びが生じるのが好きではないの
ですが、この動輪でロッド連動も怖い気がしますので、ギア連動にします。いくじなしです(笑)
●11月14日 (11月27日アイデアスケッチ直しました)
アイデアスケッチを描きました。もう少し屋根が高くてもいいです。(上の図は直したもの)まだ寸法
が入っていないのは、動輪とギアでホイールベース(WB)寸法とか決まるからです。やっつけで
主台枠への直接ケガキで話がすすむと思います。大体、モーターをどう入れるかとかアイデアを模
索中です。どうもPCの作画は苦手です。後でズレていたりして・・・マウス触っちゃったんですね。
●11月13日
「工作日誌ー1」で作った今野さんのコッペル。1号機が動かなくなったと書きました。今回、下
記のロコ作るに当って、コッペルの特徴をおさらいしようと、引っ張り出しました。6,5mm化し
たものを先祖がえりというか、9mmに戻している所です。TOMIX台車は在庫がありましたか
ら、それに輪芯付けて、ロッドを付けた所です。狭くしたガイドヨークを付け直す為に、塗装も
剥がしました。おいおいという話です。
●11月12日
ダージリンの機関車は、シャープスチュワート製の14tのBクラスが、一般的に我々が目にする
ものです。バックウッズのキットもそれです。この製作も一段落したので、建設当時投入された
写真の8t機を作りたいと思っています。Aクラス12tだと、Bクラスと大差ありません。小ぶりに
なるだけです。もち1から作ります。実は作ってみると、フルスクラッチの方が制約ない分、逆に
キットより、ある意味楽なんです。時間や手間は掛かりますが、それが楽しいです。走った時の
感動は、キットの比ではありません。こりゃ病気ですよ〜(笑)8tは、コッペルの匂いがする好ま
しいゲテモノ(失礼)です。動輪と動力用ギアを何にするかですねえ。材料箱漁ってみます。スロ
ーが効くロコにしたいなあ。そういえば沼尻のDC12の動輪あったなあ〜合うよね〜図面引こ!
話は変わりますが、今回、購入したMRCサウンドデコーダー0001908ですが、汽笛(CV50)
タイプは8で、ロッド音(CV55)も8が、かろうじて似合うかなというとこです。1から順番に聞きま
したよ〜D101だとプログラムプラグへの差し替えがチョ〜面倒です。はあ〜スピーカーどしよ。
●11月11日
バックウッズの機関車が自作客車を牽く走行シーンをようやくYOUTUBEにアップしました。店で
TOMIXレール敷いて走らせました。暗いのは許してください。以前、製作した木曾のBLW中期型
の走行シーンもアップしました。こちらはサウンドデコーダー&スピーカー搭載機です。スピーカ
ーが小さいので大きな音ではありませんが、それなりに楽しめます。一度、KMCの運転会に貸し
出したのですが、動かなかったと帰ってきました。帰還後に見てみますと、原因は集電ブラシの
汚れでした。タイヤ踏面にブラシを当てるタイプは、本当に汚れに弱いです。DCCは特に汚れます。
ところで、下で紹介したMRCの10mmスピーカー(0001517)ですが、バッフル作って入れても
小さな音です。デコダー側を最大音量にしてもモーター音にかき消される程度です。MRCは何目
的で販売したんでしょうねえ。僕には使いこなせないようです。涙;
●11月9日
ダージリン客車のKD化を終え、つい走行テストと称し、遊んでいる毎日です。そんな時、他の
車両は合うのか見てみました。カプラーのピンを深く差し込まないと当るくらいなので、間違い
なく低いんです。簡易軌道の機関車なんかはズレてて牽けません。こっちが当たり前なんで
すけど・・・そんな中、このブラジルの機関車はピッタリです。ありゃ〜こっちも低かったかあ〜
アウトサイドフレーム機のこいつを作ったおかげでダージリンの機関車が生まれたんで、感慨
深いですねえ。こうして見ると、やっぱりダックスはカッコいいですね。デザインが洗練されてい
ます。んで見ると、こいつは簡単にサウンド積めそう〜なんか色々と妄想してしまいます。あ〜
●11月7日
丸一日がかりでKDカプラーの取り付け加工をし直して、カプラー付けました!気になっていた
機関車のオーバーハングも230R位なら問題なさそうです。前後に付けた客車は追従してく
れました。車高を上げたせいで、加工していたBトレ台車も、今度から無加工で取り付け可能
になりました。そんなに車高が高いイメージはありません。結果オーライです。(昭和っぽい!)
●11月6日 涙の客車改造
一度、完成した車両に手を入れるのって、色々な意味で辛いですね。まずエンドビーム5mm巾
に削って、縁から3mmの位置に1mm穴を開けます。機関車と高さを合わせるために、台車の
ボルスターも真鍮板で作り貼りました。1mm高。色を塗りなおした後、KDカプラーを装着します。
ご覧の通り、ピッタリです!最初からKDにすればよかったなあ〜なんか無駄な事してますよね。
そうそう、機関車の床板に5mm角材貼り付けました。プラ角材をエポキシで付けました。なにが
なんでも真鍮でという考えはありません。全ての客車を同じ改造します。当然、自作の機関車も
KD化します。こちらはどういう訳か高さ調整がいりません。もともと客車が低かった?
●11月5日
客車をどうするか決めかねていましたが、こうして並べて見ると、バックウッズの機関車は一回
り大きい程度です。客車の車高を1mm程度いじれば違和感感じない気がします。前の機関車
とはWBが22mmと20mmの違いがあるのですが、それほど違うようには見えません。不思
議です。前の機関車は、けむりプロさんの図面を基に、動輪の大きさから1/87より少し大きめ
に作ったからですね。1/76と1/80?かな・・・
●11月4日
昨日、ちょっと風引いて体調崩してましたが、こんなもの作ってました。祭りの時、嶋さんとこで
扱ってたパーツです。もともとは16,5mm用(左)で、嶋さんいわく、車輪が外れて走り出すと
言う事でしたが、HOなら大丈夫と思い買ったものです。ネジ外して、フランジが当らないように
ベアリング間を削って反対向きにネジ止めしました。間の角材は4mm、ベアリングの板厚が、
1,5mmで、計7mmのバックゲージになるように作りました。ホイールベース変えられるよう
にすれば、他の車両にも使えますね。とりあえず、今回のダージリン用に22mmのWB数値で
作ったテストベンチレーターです。集電ブラシやデコーダーなど、調整する時に重宝します。
走行テスト中です。小さな台に乗ったサーカスの象状態です。ケーディカプラー付けましたが、
オーバーハングが大きいので曲線が心配ですね。このキット、作りながら何度も「何なんだ!」
と思いましたが、走行性能は抜群です。まずギヤ比が高く、非常にスローが効きます。ナロー
蒸気はこうあるべきだと思いました。モーターが回り始め「あれ?」と思った瞬間、ゆっくり動輪
が動き出すような感覚です。これからレイアウト走行で色々と期待が持てる車両です。もう一台
欲しくなってきました。そういえばキャブ下、0,5mmくらいの角材が欲しいですね。
●11月2日
脱線復旧棒(?)のサドルタンクに付くスティポストを作りました。0,2mm厚の帯板を一筆書き
のように折り曲げて、ハンダ付け後に加工しました。かなり小さく作ったつもりでしたが、大きい
です。実物写真では、もっと華奢ですね。まあ棒自体もデフォルメされているので、バランス的
には、こんなもんかと・・・
●11月1日
ウエザリングしたい気持ちを抑え、塗装後の養生中です。以前、工作日誌でも紹介したエッチ
ングプレート、発注しようと思っています。数が少ないので高くつくと思うのですが、欲しい方が
いらしたらお分けします。自腹切るので一枚あたり500円くらいでしょうか。杉山さんの機関車
にも合うサイズです。上がってきたら募集かけますね。そうそう、モーター付けて慣らし運転した
ら動輪の位相がズレていました。このキットは、動輪軸へは軟質プラ材での、はめ込みなので
簡単に直せます。簡単に直せるということは簡単にもズレるという事です。なんか方法を考えな
くてはいけません。
●10月31日
だいたいの組み立てと塗装を終えました。ピカピカです。集電ブラシつけて絶縁チェック後、モー
ター換装しました。デコーダー積む前にアナログで慣らし運転します。エナメル塗料のビンと比べ
ると、このサドルタンクが、そんなに大きくないという事がわかります。赤や金入ると締まります。
モーターはセンターではなく、ちょっと右に寄っています。3枚のギアの関係でそうなったようです。
●10月30日
大まかな塗装を終えてマスキングを剥がした状態です。本体はタミヤのブリリアントブルーで最
初に塗って、マスキングしてセミグロスブラックを塗りました。最初にブルーを塗ったのは、サドル
タンクやスチームドームとトーンを合わせるためです。逆だとコールバンカーだけ暗くなってしま
います。下で書いた10mmスピーカーが手前にあります。エンクロージャーなしです。作っても
主台枠の間に楽に入りますよね。MRCの0001517・10mm Round Speakerです。コーンの方に
両面テープが付いていますが、背面は小さな穴しかないので図のような箱作って、振動部が外
を向くようにします。ちなみ主台枠の間は14mmあります。音はどうでしょう・・・
●10月29日
ようやく大まかな作業を終えました。塗装して組み立てていきます。それとサウンドの搭載です。
最悪の場合、でっかい屋根裏に両面テープで貼り付けと考えています。スピーカーは10mmと
いう小さなものを入手!なんと主台枠の間でも入るんです。音は確認してません。後日、レポー
トをアップします。汽笛ピーピーさせながら併用軌道走る姿が浮かんできます。
●10月28日
ここ数日、基本フォルムの改修にかかっていました。ご覧の通り、コールバンカーの形を変えまし
た。リム削って新たにハンダ付けし直しました。すっきりしました。実物と同じくスチームドームより
低くなりました。特にコールバンカー前部(矢印)は大幅に削りました。これでキャブ窓から前が見
えるようになって運転しやすくなりました。(笑)リム表現は、真鍮丸棒(下から0,6、0,4、0,5)
を半円にしてハンダ付け後、頭をヤスって平らにするという方法です。僕にとって、ダージリンのカ
マは、低いサドルタンクというイメージがあるので、それに近づけた感じです。ちなみに、これでも
キドモーターは、ちゃんと収まります。問題はサウンドデコーダーの居場所がなくなった事です。
●10月25日
結局、ボイラー前部を1,5mm切りました。WMパーツの切り出しは糸鋸ですが、粘着力あって
刃が折れそうになります。こういう時、クレ556塗るとスコスコ切れます。煙突は2mmも後退で
す。穴はWMランナーで埋めました。煙突の裾で目立ちません。砂箱に干渉しません!ますます
ズングリムックリ感が強調されましたね。全体に後退させました。矢印もスチームドーム直下でな
ければ気持ち悪いですね。もう塗装かという段階で、基本的なとこ修正するのも、どうかと思いま
すが、完成してからよりはマシと自分に言い聞かせます。全てのパーツはまだ仮置き状態です。
●10月24日
最初は目をつむるつもりでしたが、塗装の時、スチームドームをブルーに塗って、安全弁を金に塗
ると考えた段階で、作った方が早くない?という思いが湧き上がりました。オリジナルは、くっつい
て変だし、残ってたホワイトメタルのランナーを、ドレメルでくわえて削ってみました。いや待てよ、
金に塗るなら、最初から真鍮で作ろうと削ったのが、一番右側です。使わなかった2mm丸棒です。
実際は写真より更に細くしました。2mmが1,5mmなるまで削りました。これでも太いんですけど。
安全弁、実車と比較して、まあ許せる範囲だと妥協します。それにしても、このキットは、増炭囲
い部分とキャブが大きい!このページの最初にある箱絵と比較しても変です。多分、キドモータ
ー積む為のデフォルメです。メーカー公式写真がグームの博物館にあって、撮影したものを、参
考までに下にあげておきます。なんか気になりだしてしまいました。う〜ん眠れなくなりそう〜
実物写真と並べてあちこち気になる点をピックアップ。そこでハタと気付いたことがあります。煙
突の位置が前過ぎです。シリンダーブロックの排気管と同じ位置でなければいけません。煙突
位置はボイラー前部から計って付けましたから、ボイラー自体が長いんです。ボイラーの前部を
カットして、煙突下げれば辻褄が合います。砂箱への干渉もなくなるというわけです。やっぱり、
正しいスケールって大事ですよ。そうすると益々コールバンカーのオーバースケール気になりま
す。でもこのフォルム直すのは大変ですよね〜ぶっといエッチングのリム削るのもゾッとしますね。
●10月23日
砂箱作りましたが・・・フロントデッキ狭すぎて煙室下部と干渉します。これじゃ現地のスタッフに
指摘された砂箱開かない状態です。ボイラー持ち上がっちゃうし・・・前作ったカマ(1/87)と比
べて、デッキのサイズが変わらないのにボイラー太いから、なおさらですよ。ボイラー後退させる
か・・・いや取り付け穴とか色々問題多そうだから、砂箱に死んでもらいましょう。とりあえず薄く
削って、砂箱後部も削ります。手前味噌ですが、僕の設計イイ線いってるじゃん!(笑)
●10月22日
ケーディカプラー座を作りました。エッチングランナーの端を使って切り出した帯材を曲線を合わせ、
コの字に切り出し、ハンダ付け後、フロント端から3mmの位置に1,2mm穴を開けました。ケー
ディカプラーはナベM1,4mm×5mm長のビスで付けます。普通のHOナローより1,5mm低い
位置です。いよいよ洗浄、塗装に入ります。その前にキサゲ作業をチマチマと・・・これ意外と時間
食うんですよね。納得いくまでやりましょう。
シリンダーブロックの上に付くドリフティングバルブですが、キットのホワイトメタルパーツは形が甘
い上に折れやすく、すぐ取れてしまいましたので、真鍮で自作しました。こういうパーツは曲げる前
にドリルのチャットでくわえ加工します。シリンダーからの給排気管は1,5mmにしましたが、写真
で見ると、あきらかにオーバースケールですが、なんか模型的には、それらしくも思えます。
●10月20日
色々と細かなパーツを付けています。中でも難関がサドルタンクからの給水管。微妙な曲げで
フロントデッキに入り込んで、煙室下にあるタンクに繋がっています。この曲げが難しいですよ。
付属のパーツは2mmでしたが、いくらなんでもと、1,5mmにしましたが、それでも太い気が
します。実物写真と比べると1,2mmがベストではないでしょうか。全体にボテッとした印象の
キットなのでバランス的にはいいかもしれませんが、実物見るとやっぱり太いなあ・・・1,2mm
の銅線買ってくるかあ・・・そういえば特徴的なフロントの砂箱は蓋しかないです・・・気にすると
キリないですね。全体的なバランスを見て考えます。
●10月19日
それぞれ仕上げたパーツを仮に装着してみました。おお〜一気にダージリンですね。このキット
は、あちらこちらにオーバースケール&デフォルメが大きいと感じるのですが、雰囲気は上手く
捉えています。塗装を考えるとゾッとしますね。どうしようか思案中です。
●10月18日
下回りもスムースに動くようになったのでホワイトメタルパーツの加工に着手しました。ようやく
カマらしくなってきました。煙突やライトはサラってあります。上回り(キャブ部分)は、あまりキッ
チリ合わせない方がいいみたいです。ギヤの噛み合わせがタイトで余裕がないからです。ギア
がキツイとモーターの過熱が半端じゃなくなります。別塗り(ブルー)するタンクなどは塗装後に
取り付けます。それにしても総重量がすごいです。小さな動輪を支える軸受けメタルの減りを心
配するほどです。このカマはケーディカプラー仕様にします。牽引が楽しみになってきました。
モーター取り付けはどうするのかという質問を受けたので・・・キャブに矢印2mmの穴を開けてあ
ります。ネジ頭とドライバーが通る大きさです。差し込んで取り付けます。バックプレートが付くと目
立たなくなります。キサゲが済んでないとアップ画面汚いですね。すみませ〜ん!
●10月17日
下回りの組み立て調整に手間取って、遅々として進みません。でも、ここをしっかりしておかないと
後で泣きを見ます。見た目以上にスムースな走りが重要だと思っていますが、大方、キレイな仕上
がりは、走りと相関関係にありますよね。僕はダメだ〜(笑)逆転テコが付く関係で上回りを組みま
した。モーターと集電ブラシだけは外せるようにしました。マスキングが大変ですが、フラックスの洗
浄と塗装が出来ます。ボイラーもネジで取り外し式にするつもりですが、相手はホワイトメタル、や
はり一筋縄ではいかないでしょう。
●10月15日
毎日少しでも工作するようにしています。1日あきましたが、クロスヘッドを自作してました。買いに
行こうかとも思ったのですが、洋白エッチングのランナー見てたら、ムラムラっと・・・一度、フルスク
ラッチしたんだから、クロスヘッド位、どうってことありません。キレイに出来るかは別にして、実用
的なものは作れます。ピンは全てハンマーで叩いて潰しましたが、どうもこのピン半田付け用みた
いです。やわいんです。リターンクランクとラジアスロッドが外れてしまいました。結構、肝心なとこで
すよね。キャブ部分と主台枠の接合は、ネジ留め&ハンダ付けで固定していく事になりそうなので、
ロッド工作済まそうと思ったのです。このキットは形にしてしまうと、もう分解はできません。モーター
もですが、洗浄や塗装どうすんの!マスキングにもほどがあります。
※掲示板見ていた方から平尾さんがアップした原稿コピーいただきました。感謝です。あらためて
読み返して、すごいと感じました。僕が疑問に思ったこと全ての答えが書かれてました。合掌!
●10月13日
ギャーこれは曲者です。ギア(シャレじゃないです)ボックスをモーターマウントに半田付けして
コールバンカーに半田付け・・・あれ?ギアのシャフトが長くて、後からでは入りません。プラの
ギア組み込んでから半田付けって普通考えないですね。赤点線がオリジナルの長さ。そんで
キャブサイドの白の矢印のコールバンカーで脱落をとめるという方法です。しかも右にあるキャ
ブ妻板が付けばモーターの噛み合わせ調整は勿論、交換も出来なくなります。ギアボックスの
上にフタが付いてしまうからです。アチャ〜です。しかも付属のキド!なんと両軸!モーターの
尻がギリギリ・・・おいおいです。モーターシャフトはグラインダーで切断。ギヤシャフトは糸鋸で
も切れました。上部全面が石炭で隠れるので、ギア上のフタは取って、サイドのコールバンカー
も半分に切ります。モーターは妻板に穴を開けて、ドライバー差込口にするしかないよね。うう。
後のメンテを一切考えていない構造です。詰めが甘いんだよなあ〜
●10月12日
後からパーツ付けるのが大変そうですが、キャブ部分の内張りを箱型にしました。念のため下
回りと合うか、はめこんでみます。デカイ!念のため図面に合わせ確認しました。このキットの
エッチングは板厚1枚分、大きい感じでヤスリがけが必須です。設計での間違いです。そういえ
ば、下回りのシリンダーカバー(ロッドの入る部分)のパーツ左右あるハズが、片方向2枚同じ
というエッチングの設計ミスもありました。反転させるのを忘れたんですね。アングロサクソンの
人達って意外とアバウトなんですよね。「地球ドラマチック」(NHK)で見た、イギリスの実際に
あった鉄道跡に線路を何キロにも敷いて、HOの模型を走らせるBBC制作の番組、大笑いし
ますよ。気持ちは分かるけど、距離の縮尺は?とツッコミを入れたくなります。最後、模型はボ
ロボロになってました。かわいそうに・・・
●10月11日
週末は仕事が忙しいので触る時間が取れませんが、シャーシにハンダで付けるパーツは付け、
中性洗剤で洗浄した後にホワイトメタルパーツをゼリー状瞬着で付けました。シリンダーブロック
上に、まだパーツが付くんですが、取れそうなので後にします。ロッド類の工作に移ろうとパーツ
をチェックして・・・じぇえじぇえじぇえ〜(青森の南部地方はこう言います・笑)ロストのクロスヘッド
のパーツがありません!!余計なパーツは色々入ってるのに・・・エコー製買いに行くか・・・ああ
もう気分消沈。パーツが入るまで、仕方ないので上回りに着手します。それにしても英語の説明
書がシンドイですねえ。慣れているつもりでも、専門用語に苦労します。辞書では分からない単
語があったりします。昔、サロンでファイヤーマンの自動翻訳文に笑いましたっけ。まあ一般の人
は消防士だと思いますよね。そういう単語が一杯です!
●10月10日
シリンダーブロックやエンドビームなど、主台枠に関わるパーツを付けました。今日はここまでかな
眠くなったので打ち止め〜現段階で動輪はスルスル動きます。
シャーシ、つまり主台枠を組みました。故・平尾氏も組んで工作日誌で書かれてたけど、このキッ
ト!メタル軸受けと動輪を最初から挟み込む方式なんですね。塗装の時、どうすんの?マスキン
グするか・・・それに穴が小さくて、丸ヤスリでかなり広げました。開いてた穴は車軸の寸法でした
が、まあ、こんなんで驚いていてはガレージキットは組めません。
軽便祭りで梅村氏から催促を受け(笑)再開します!そろそろやらなければと思っていたので、
ちょうどいい引き金になりました。来年の祭り10周年にはダージリン・レイアウト完成させます。
フルスクラッチの機関車の走りが今ひとつなので・・・なんとバックウッズのキットを作る事にしま
した。ちょっと大きいけど、サウンドも入れられそうだし、思い切って!!