■工作日誌ー4(新しい更新順)                       (from 2010 Dec.)

  工作日誌も2014年バージョンにページを変えます。工作日誌−3も画像が多く重くなって
  しまいました。(工作日誌−1を見る) (工作日誌ー2を見る) (工作日誌ー3を見る)

●5月1日
 

  祭りにむけ、レイアウト製作に入っています。とりあえず写真のグーム駅作ってます。貨車も作って
  いるので工作日誌にアップするかもしれませんが、少し更新が滞ります。この駅、なかなか手強い
  です。派手な色で誤魔化されそうですが、装飾が半端なくあります。どうなりますやら・・・

●4月22日
 
       http://www.youtube.com/watch?v=KcU6XM0doEo&feature=em-upload_owner

  完成してから3年経って、この14tBクラスもあちこち傷んできました。ダージリンまで出張した
  機関車ですから大事にしたいと思います。ちょっとレストアします。サウンドカーつないで走ら
  せた動画をYOUTUBEにアップしました。よかったら今の走りを見てください。うるさいので音
  量に気をつけてください。

●4月20日 (モーター・Bクラス=マシマ、ベビーシボック=キドマイティ、Aクラス=IMONミニモーター)
 

  3台フルスクラッチしての感想などを書きたいと思います。2台目のベビーシボックとAクラスは、
  ギア連動と工作に慣れてきたということもあり、満足する走りでした。ギアのアソビを考えロッド
  にも少しアソビを設けた事、動輪軸を固定した事などが功を奏したと思います。それに対し、最
  初に作ったBクラス(写真左)は、ロッド連動でロッドにアソビもなく、その上に下手な動輪のイ
  コライザーなどで、少し左右に肩をゆらして走る不良(笑)です。思うにHOなどの大きなモノなら
  ともかく、ナローのような小さなものにレール追従性など、ヘタに考える必要はないと思いました。
  工作精度からいって、嫌でもアソビはできます。それで充分です。0,5mmの上下動を87倍し
  て考えれば、イコライザーが、いかに愚かな考えか分かります。1mmの上下動なんて、とんで
  もないですよね。それで、この不良に改造を加えました。下の写真です。動輪軸は前後に動き
  ますが、上下動はありません。0,8mm板でしっかり作りました。これによって左右に揺れるこ
  ともなくなり、走りが劇的に良くなりました。車高も変化しないので連結が外れるアクシデントも
  なくなりました。たったコレだけですよ。なんだかなあ〜工作の追加で塗装が無残にも剥がれち
  ゃいました。やり直し!0,3mm丸棒の集電ブラシも前時代的、ちょっと考え直します。この3台
  で色々と勉強になりました。これからの模型作りに生かしたいところです。

 

●4月18日
 
      http://www.youtube.com/watch?v=X2pscuicUE0&feature=em-upload_owner

  走行テスト中です。画像にリンク貼りました。スタートからの動画です。IMONミニモーターの力が
  みてとれます。客車、真鍮製なので重いにも関わらず、軽々と走行します。

●4月13日 (イッチョ前にHOナローへの批評を書かせていただきました)
 

  カプラー装着して赤色を入れました。デコーダーを積んでいなくてアナログですが、一応、完成し
  ました。モーターにパワーがあるので満足の走りです。以前、長者丸さんがHOナローはIMONミ
  ニモーターに積み替えるようにとアドバイスくれましたが、何年もたって、その意味がようやく分
  かりました。トルクが違います。走行シーンは、またリンクのっけます。自作のギアボックスに苦
  労しましたが、集電ブラシがないのでストレスがありません。HOナローの様な小さな車輪と構造
  にはギアボックス=集電というのは向いている気がします。そろそろ集電ブラシという構造その
  ものを考え直してもいいかもしれません。同じゲージのNゲージから学ぶ事が多い気がしますが。
  奥のベビーシボックは、ブラシの調整に苦労したので色々考えさせられました。モーターが良くな
  ってきた今、HOナローの走行問題の原因のほとんどが集電周りだと個人的に思っています。あ
  とは設計段階の話ですが、動輪径とモータートルクとギア比の関係の煮詰が甘い気がします。

●4月10日
 
 
          ↑railtruckさんが掲示板にあげた写真を基に複写しました
  色はBクラス・14tと同じかという問いがあるのですが、自分で撮影したものを白黒にして、その
  トーンから比較して色を判断します。後期のものはBクラスと同じですが、残っているAクラスの
  写真の初期のAクラスはちょっと違うトーンです。もう少しイギリスの古典機らしい色かなとも思い
  ますが、何色かまでは解析のプロにでも頼まないと難しいです。下の写真が、よくネットにあがっ
  ている初期のAクラスの写真です。スチームドーム、コールバンカーの色がサドルタンクと違うよ
  うにも思えます。こういうのを調べるのって楽しいんですけど結論だすのは難しいですね。そんな
  わけで、現在の色を踏襲する形に落ち着きました。英国モスグリーンも魅力的だったんですが・・

 
 
●4月9日
 

  反対側のロッド類を作りました。久しぶりの工作で難儀しました。一応、スムースに動きます。
  やれやれです。とにかくロッドが細くて(0,8mm幅)0,4mmの穴をあけるにも四苦八苦でし
  た。ハンダ流して固まらなかったのは奇跡です!(笑)アナログでモーター配線して走行テスト
  です。うまく走れば仕上げに入ります。なんか、このロコ思ったより苦労しました。

●4月8日
 

  「どこまですすんでる?」とメールをいただきました。更新できなくて申し訳ないです。消費税8%
  にともない、メニューの書き換えなどで忙しくしていました。模型を触る時間がないんですよ(笑)
  今日現在の状態です。向こう側のロッドが出来ていません。なので片側だけの写真です。もう
  ひと息です。塗装を剥がす部分もあちこちあります。どういう色だったか分からないので、14tと
  同じにします。最後に赤入れれば着色も完成なんですけど・・・良くここまで作ったと自分をほめ
  てあげたい(笑)でもあちこち不満はありますけど、形にすること、走ることが大事です。

●3月28日
 
 

  片側のロッド類がようやく出来ました。スムースに回すのに2日間ほどかかり苦労しました。9mm
  ゲージにする為に車幅を広くしたのですが、ランボードの幅をそのままスケールで作ったのが、そ
  の失敗の理由です。片側1,5mm狭いために、ラジアスリンクとロッドが内側に入り、メインロッド
  と干渉して回らないというお粗末な話です。それぞれ詰めてなんとか誤魔化しました。片側だけ先
  に作るのは、問題点を特定しやすくする為です。グチャグチャになってしまった気がして落ち込み
  ましたが、キットを作った14tと並べてみて、少し気を取り直しました(笑)ロッドの関節は洋白丸棒
  0,4mm(今までは0.6mmのピン)に頭を付ける方法をとったので、少し華奢に作れました。抵
  抗なくすために通す側は0,5mmの穴を開けました。皆さんには当たり前かもしれませんが、これ
  に気付くまで、何故ロッド類の回りが固いのか、分からなかったんですよ。情けない〜です。今ま
  では0,4のシャフトには0,4の穴と思い込んでました。思い込みは怖いです。

●3月26日
 

  何度かの試行錯誤の末、なんとかスムースに回る状態に出来ました。軸受けをプラ板で作った
  のが、敗因でした。ギリの1,5mm穴だと、シャフトの摩擦熱で溶けて粘着するのです。結局、
  1,8mm穴に広げて対処しました。ギアを指で回してみて、なんで固いのか気付くまで、時間が
  かかりました。全て大きめに感じますが、これ以下にすると弱くなりそうです。写真より実際は華
  奢な感じです。スライドバーが1mm幅です。メインロッドもサイドロッドも1mm幅くらいです。第
  一動輪の1mmビスが大きく感じます。図面でも1mm幅です。不思議・・・

●3月23日
 

  ありがたい話ですが、この3連休は、店が死ぬほど忙しく、工作が進みませんでした。合間を
  ぬってロッド削っていましたが(笑)単体で見ると細いのですが、装着してみると、まだまだで
  す。「君のは太い!」っていうCMありましたよね。あんな感じ・・・ガラスエポキシ板(電気絶縁
  の為)でフライ・クランクを作り、グラインダーで切った1,5mmドリル(折れた)をシャフトにして
  エポキシ接着剤で固めました。第一動輪のロッドは、IMONの1mm×2mm長ビスで留め、
  第二動輪は1mm×4mm長ビスで、ビス頭を落としてあります。こういう素材は糸鋸では無理
  で、全てグラインダーで切断します。これからメインロッドにクロスヘッドを付けます。加減リンク
  とか、ラヂアスロッドとか、うんざりするほど細かな作業が待っています。

●3月21日
 

  シャーシを洗浄した後、軸受け部分をプラ板で作り接着しました。エポキシ基板は厚すぎました。
  それから基本塗装です。養生させるのでこのまま放置します。この間にロッド工作です。

 
●3月19日
 

  ブレーキについて教えてくださったUさんありがとうございます。Skid Brakeって言うんですね。
  あまり実用的でなかったみたいで、すぐに改造されたようです。シューの表現はやめて、ロッドや
  ハンドル関係だけにしました。2箇所で上下させてブレーキ効かせていたみたいです。これでロッ
  ド以外のおおまかな工作は終わりました。手前に転がってるのはサイドロッドです。1mmビスで
  2枚合わせて形を取っている所です。ロッド類は正確さが命ですね。14tと比較した写真です。

 

●3月18日
 

  ロッドの工作に入る前に、アナログ結線して走行テストしました。今回もギア連動なので、この
  時点で走行に問題なければ、ロッド類は抵抗ない状態で作るようにするだけです。サドルタン
  クと砂箱がない状態だとイメージが変わります。動輪とシャーシー内側が多少干渉するので、
  プラ板(0,3t)を念のためはさみ込みます。細かな部分の作業は続いています。

●3月16日
 

  まだ小さなものがありますが、そろそろロッド類の工作もします。ギアボックスを分解洗浄後に
  色を塗り組み直しました。ちょっと固くなりましたが、スムースに回ります。Aクラスの特徴的な
  丸い玉のドリフティングバルブの表現に悩んでいましたが、細君のアイデアでチェーンばらして
  作ってみました。ちょっと直径が大きいのですが、ハンダも効いて何とかそれらしくなりました。
  それと忘れていたガイドヨークも取り付けました。ブレーキ関係を無視してますが、このロコの
  ブレーキシューはレールに向かってる感じです。正しいのか不安です。勉強不足ですみませ
  ん。どなたかご教授ください。この通りだと真鍮で作るとショートが怖いですね。ブレーキロッド
  だけの表現にとどめますかね。でも特徴的な部分ですよね。う〜ん

 

●3月14日
 

  カンテラ作りました。上の輪っかはツララ切りではありません(笑)う〜んクラシックです。あちこち
  キサゲしながら、出来の悪さにウンザリする所も多々あります。作り直したい衝動にかられます。
  やり直しても大差ないかという自問自答も(爆)とにかく形にすることだけでいっぱいいっぱいな
  状態なんです。作っていれば、腕前は上がるのではという淡い期待も。給排気管も付け直して
  あります。本当にギリギリのせめぎ合いで、ちょっとズレたらアウト状態です。

●3月12日
 

  サドルタンクのパイプ付け直しました。どうしても2本目の給排気パイプが邪魔になり、一度、削
  除しました。1本目が1mm丸棒で、削除した2本目が0,8mm丸棒です。それと、railtruckさん
  がアップした写真見て気になった部分をアールにしました。砂箱は板とムクの丸棒切り出しで作
  りました。板で箱作るよりも、きれいに出来ます。それに塗装後に接着するものなので、接着面
  をかせぎたかった事もあります。まだ細かな部分の作業があります。それと憂うつなキサゲ・・・

●3月11日 (東日本大震災の犠牲者の方々に黙祷)
 

  今日は色々とあり、工作が進みませんでしたが、サドルタンクの注水口と煙室扉部分を作りま
  した。掲示板にも書きましたが、このタイプはAクラス導入直後のものだそうです。原型から少し
  改良しましたという感じです。サドルタンクとコールバンカー部分だけの改造です。サドルタンク
  の排水口は低い位置から、クロスヘッドへの給排気パイプの下を通って、煙室下で落とすという
  方法でした。どちらにしても14tに準じた最初の位置では無理でした。

●3月10日
 

  皆さんも掲示板をご覧になって分かってるでしょうけど、railtruckさんがAクラスのダージリン時代
  の画像を見せてくださいました。その機種はコールバンカーがBクラスみたいでしたねえ。あっこ
  れがあって、ああなったんだという感じの画像でした。南軽の図面については調査中なので、こ
  いつの増炭囲い部分は保留です。railtruckさんも書かれたように、こういう機種もいたかもしれ
  ないからです。それは置いといても、サドルタンクは14tのようではなかったですね。パイプカット
  しました(笑)それと煙室扉のデザインが僕の想像と全然違ってました。今、作り直しています。そ
  れにしても、掲示板を一週間見なかったって、railtruckさん、ほんと失礼しました。先週は仕事が
  らみでFoodexというのがあって、幕張まで行き、走り回ってました。それと支持してるグループの
  ニューアルバムが発売され、ファンクラブ員同士盛り上がってて・・・(言い訳です・汗;)

●3月9日
 

  工作用ペーク板の上の写真は見づらいといわれたので、カッティングボードの上で撮影します。
  煙室扉を作りました。ムクの真鍮丸棒10mmのスライスと板の組み合わせです。真ん中のハ
  ンドル用は虫ピンです。ドリルで回してヤスリで加工するので真鍮丸棒だと、脆弱すぎるから
  です。それでサドルタンクを作っています。前後の板は、0,5mm厚を使ったのでリベットを省
  略しました。タンクの厚さは6mmなので、芯に5mm幅の板をハンダ付け、位置決めは排水用
  1mm丸棒でおこないました。あとは手前にあるリベットを打った板を、グルッとハンダ付けする
  だけです。実は図面では排水用の管が見当たりませんが、勝手に解釈し、ボトムタンクへ落と
  します。感じは14tに準じています。<これ多いです。あとは煙室前の砂箱です。

●3月7日
 

  パイプや丸棒を使ってバルブ関係の引き回しをしました。パイプは、1,4mm外径(1mm内径)と
  1mm外径(0,6mm内径)を使い、真鍮丸棒0,4mmと0,5mmを使いました。こういう細かな
  パーツが付くと、リベットの打ち出しの甘さがちょっと目に付きます。ちょっとです(笑)

●3月6日
 

  後部ステップやキャブインテリアを作り、屋根を付けました。仕上げが済んでなく、汚い画像で申
  し訳ないです。Aクラス12tのキャブ資料がなかったので、キャブ構造はBクラス14tに準じてい
  ます。左右の石炭取り出し口のサイズを間違えてしまいました。左が正しいです。右には扉を付
  けて誤魔化します。逆転器も付きますし、なんとか・・・(汗;)屋根裏にDCCデコーダー付ける時
  コードを黄色矢印の後ろを通って、赤矢印の穴へいくように細工しました。モーター用と集電用の
  計4本のコードが通ります。そのままでは、オープンキャブでは、とてもみっともない状態に見えま
  す。少しでも目立たなくする工夫です。石炭取り出し口の奥にネジを切ってあってランボード下か
  らネジ止め出来るようにしてあります。ステップはニワのロスト使いましたが、ちょっと大きすぎた
  感じです。

●3月4日
 

  増炭囲い部分が出来ました。細かなパーツを付けています。屋根が付いた後では工作が難しい
  部分なんかです。このロコはデコーダーが入る場所がありません。屋根の裏くらいでしょう。コー
  ルバンカーには鉛を積めるので重量が稼げそうです。デッキはIMONモーターの関係で図面より
  1,5mm狭くなっています。この数値でデッキが狭く感じます。もともと狭かったんですね。デッキ
  の手摺ですが、真鍮丸棒の組み合わせだと、後でハンダ付け部分が外れる事が多く、今回は、
  真鍮板と丸棒を組み合わせました。デッキのある客車なんかで使われる方法です。

●3月3日
 

  煙突が出来ました。やはりスチームドームよりは楽でした。図面ではストレートに見えるのですが、
  公式写真ではテーパーがついた形なので、好みもありますが、そちらを採用しました。キャブ側面
  板も貼り付けました。増炭囲い部分の構造が良く分かりませんが、左右分割であることは確かで
  す。キャブ一体で作りたかった理由がこれです。別パーツで、うまく作る自信がありませんでした。

●3月1日
 
 

  スチームドームがようやく出来ました。以前も書きましたが、挽きモノは上の写真のようにして
  います。1,5mm真鍮丸棒を貫通させてハンダ付けしてあります。下はベアリング入りの受け
  を挟んでいます。10mm丸棒を7mmに削るので、結構手間取りました。気分転換にキャブイ
  ンテリアなど作ったりしました。挽きを終えたら真鍮丸棒を外して、裾を加工しました。ドームの
  上に挽いたベルをハンダ付けしました。煙突は5mm丸棒なので、もう少し楽だと思います。
  上回りが完成すれば、ネジ穴加工とか終えるので、下回り塗装してからロッド類の工作という
  変則的な工程です。

●2月28日
 

  キャブ前妻板を作りました。0,5mm幅の窓枠に苦労しました。それで挽きモノの工作も始めま
  した。安全弁(?)台座は、5mm丸棒の削り出しです。センターに1,5mmの穴を開け、真鍮丸
  棒1,5mmをハンダ付け後に、ドリルのチャットにくわえさせて回して挽きました。長い特徴的な
  安全弁(ちょっと確信が持てません)は、2,4mmパイプに1,5mm丸棒をハンダ付けして、回し
  て挽きました。仕上がりの一番細い部分は1mmになります。台座には1mmの穴を開けてハン
  ダ付けします。こうした挽きモノは結構な時間がかかりますが、楽しい工作だと思ってます。今回
  のは、ボイラーとキャブを一体で作ってます。別パーツで作る理由もなく、この方が色々と都合が
  いいんです。シャーシーとのネジ止めは、煙室下とキャブで行ないます。

●2月25日
 

  ボイラーに火室部分とバンドをハンダ付けして、ギアボックスとモーター部分を切り欠きました。
  ギリギリです。後ろの担い板バネなど、火室にちょうど当る感じです。この写真見てて気付いた
  のですが、図面には煙室前縁にもリベットがあります!じぇじぇじぇ!どうしよう〜気付かなかっ
  たという事にしますか・・・(<おい)それともリベットバンドで誤魔化すかですね。逆に煙室扉に
  は14tのようにボルトがないので、スッキリしてしまいます。まあ様子見て・・・

●2月24日
 

  0,2mm厚真鍮板にリベットを打ち出し丸め、2枚組み合わせでボイラーを作りました。車幅が広く
  なったので、図面上、直径12mmを13mmに、後部は直径13,5mmにしました。手前にあるの
  はオモリ代わりの10mm真鍮丸棒です。このロコは増炭囲いがあってもボイラー上部が出るので
  きれいに作りたいと思っていました。まあまあだと自画自賛です。加工で変形しないよう補強を入
  れていきます。バンドが悩みどころです。ケガキは1mm幅ですが、0,8mm位で収めたいところ
  です。厚さも出来れば0,1mm位がちょうどです。何事もバランスですよね。

●2月22日
 

  今日現在の進行状況です。キサゲが済んでませんが、担いバネを、0,5mm厚真鍮板を削って
  作って付けました。さらに作ってあったランボードもハンダ付けしました。加減リンク用に1mmパ
  イプも付けてあります。動輪のシャフト用(1,5mm)に2mmに穴を広げてあります。ここにエポ
  キシ基板(絶縁用)で作った軸受けを接着します。シャフトの構造は図のようになります。自分だ
  けが理解している分かりづらい図かもしれませんが、要は電気の通っている動輪とシャフトをサ
  イドロッド、クランク、台枠から電気的に絶縁する構造です。基板などのパーツは、接着なので、
  その工作に入る前にハンダ付けなど、下回りの工作を済ませたかったのです。出来れば塗装ま
  で済めば安心ですけど・・・この時点でアナログでの自走テストは、うまくいっています。

●2月19日
 
 

  失敗したボトムタンクを作り直しました。2枚の板をはさんで作った前回作は、微妙に波打ち水平
  ではありませんでした。そこで今回は上の写真のように真鍮丸棒(1,5mm)を間に入れ、芯を
  平らな工作用べーク板上でハンダ付けして作りました。リベット打って巻いたのは0,2mm厚の
  板です。前は0,3mm厚でした。1,5+0,2+0,2mmで、2mm(正確には1,9mm)になり
  ました。レールまで2mmあれば、これだけ幅広でも問題ないでしょう。真ん中の穴はボイラーを
  留める時の為のものです。ドライバー径より大きめにしました。横に飾り板が必要です。

●2月18日
 

  このロコの特徴でもあるフロントのボトムタンクを作って仮止めしてみました。オーバーハングが
  長く勾配のあるレイアウトを走るので、これはアウトです。レールまでの隙間が1mmしかありま
  せん。ああ〜設計ミスです。図面ではレールまで2mm。ボトムタンクの厚さが2mmなのに、芯
  になる板の幅を2mmにしてしまいました。リベット打った板を巻けば上下の厚さがプラスされて
  幅が3mm近くになっています。浅はかな・・・どうりで見た目が厚いと思いました。文字通り、試
  行錯誤の繰り返しです。下回りは走りに影響するので妥協できません。

●2月17日
 

  真鍮丸棒を削りだしたりして、シリンダーブロックまわりやフロント部分の工作をすすめています。
  思ったよりも時間がとられてしまいますが、まあ、これがフルスクラッチの楽しさなので、皆さんが
  ご心配されるほど(笑)シンドクありません。パーツ作りで大変なのは、リベットです。打ち出しも
  埋め込みも正確にするのは至難の業です。3mm×4mmの四角に8本のリベットを等間隔にす
  るって事が意外に難しいんです。しかもご覧の通り、このロコはリベットだらけです。随分と省略し
  たんですけどねえ〜手前は以前書いたハセガワの打ち出し用スケールです。ピッチ1,5mm用
  です。1mm、2mmなどあるので使い分けています。便利ですよ。

●2月15日
 

  丸一日がかりで片側のシリンダーブロックを作りました。斜めのブロックに水平の四角いパーツって
  ほんと難しいです。しかもリベットがいっぱいあります。キサゲ済んでないので埋もれてますけど・・・

●2月13日
 

  エンドビームも工作しました。台枠、0,5mm厚で心配でしたが四角になると、しっかりします。手前
  の真鍮丸棒の輪切りやパーツはシリンダーブロックのものです。

●2月12日−2
 

  ギアボックス取り付け板を後ろにも付け。フロント部分の高さ調整(切り込みで)して、ネジ切って
  仮止めしてみました。動輪の軸位置調整の為に前後に少し動かせます。シャーシーと動輪の隙
  間は1mmないくらいです。ショート対策考えます。色々な事を熟考したおかげか、思った通りの
  状態に作れました。模型の設計は本当に面白いです。結局、設計段階で走りの良さなど、ほと
  んどの要素が決まるんですよね。ギアなど市販のものを使うので制約がありますが・・・

●2月12日−1
 

  フロントビームを作り合わせてみました。図面上ではシャーシー幅は13mmですが、9mmゲージ
  を収める為に模型は14,5mmになりました。全長は自作14tより10mm短くなります。フロントは
  0,2mm厚リベット打ち出しで、横板は0,8mm厚にしました。ギアボックスを支えるポイントにな
  るパーツです。動輪のシャフト位置を、1mm丸棒で仮に合わせて、フロントを作りました。

●2月11日
 

  ギアボックスもメドが立ったので、シャーシーの工作を始めます。最初は面倒なリベットの埋め込み
  です。これは我流なんですが、いらなくなったバルサ材の上に対象物を置いて、真鍮線を軽く挿し
  ていきます。頭をハンマーで叩いて揃えます。横からハンダを流します。全部が済んだらバルサ材
  から剥がして、裏を平らに揃えます。この方法はキサゲ作業が大変ですが、リベットが垂直に揃う
  ので結果的にキレイに仕上がる気がします。

●2月10日
 

  完成したギアボックスです。すごくスムースに動きます。ギア比がちょっと高い感じがしますが、まあ
  モーターに力があるので大丈夫でしょう。シャーシーへの取り付け板は基板にはさんだ0,5mm厚
  の真鍮板にハンダ付けしてあるので、左右のギアボックス板と電気的に分離されています。

●2月9日
 

  また更新の間が開いてしまいましたが、色々と試行錯誤してたんです。それで何とか形になった
  のが、これです。ギアボックス板の両側の真鍮板にハンダ付けしたのは、ガラスエポキシ基板で
  す。これを片側でネジ止めすれば、左右が絶縁されます。モーター取り付け板は片側だけにハン
  ダ付けしてあります。モーターに仮通電させてギアがスムースに回ることを確認しました。IMON
  モーターくらいのパワーないと、この駆動系にはツライですね。

●2月5日 (考えている駆動系の構造がうまくいくでしょうか・・・)
 

  台枠が左右できました。動輪とギア&モーターですが、ワールド工芸の花巻デハ3用を使おうと
  思っています。図面で動輪径は9mmで、これは10mmです。許せる範囲です。この動輪は、
  Nゲージに多いプラ棒(ギア)で挿入して左右絶縁するものです。この動輪とギアを使えばIMON
  モーターが増設されたコールバンカー内に収まります。デハ3の下回りがどうしても気に入らなく
  て出来た余剰パーツです。左右絶縁に色々悩んでいます。ギア片側持ちって、あまりいい構造
  ではありませんよう〜ワールド工芸さん!しかもモーターが・・・作ったことある人には分かります
  よね。外枠へのシャフトは動輪に新たに差し込む軸で行ないます。さて?絶縁は?一番簡単な
  のはアウトサイドフレームへの軸を絶縁することですね。集電はギヤボックスで行なえば・・・

●2月3日
 

  ちょっとご無沙汰してしまいました。いろいろとバタバタしてまして・・・Aクラスの工作再開しました。
  けむりプロのダージリンの本に載ってた図面を、115%拡大コピーして始めます。オリジナルロコ
  は、ご存知のように2フィーターですから、1/87では9mm、横幅が厳しいんです。115%図面の
  ゲージで8mmです。シャーシーの幅が12mmになって、なんとか9mm車輪が入るという感じに
  なりました。スケールは1/80くらいだと思います。ベビーシボックで走りがうまくいったので、ポイ
  ントを踏襲したいと思ってます。シャーシー切り出しながら、こいつは14tと同じく、リベットが省略で
  きない感じです。コッペルシャーシーと違って、台枠は0,8mm厚は無理で、0,5mmにします。

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